●カラーベストとは?カラーベストとは、石綿スレートを指す言葉で、本来は株式会社クボタのブランド名です。
(現在はクボタ松下電工外装株式会社?)
本来は、粘板岩を薄い板状に加工した屋根材料のことを「スレート」といいます。粘板岩は硯(すずり)にも使われる天然鉱物ですが、昭和30年代に、石綿とセメントを原料とする人工屋根材料である「石綿スレート」が登場し、屋根材料として非常に広く普及したため、近年ではスレートと言えば「石綿スレート」を指すのが一般的であり、そのため、粘板岩の屋根材料は「天然スレート」と呼ばれることが多いようです。
※人体に有害なため、現在では石綿は使用されていないようです。
とあるホームセンターで
カラーベストの表面を撮影してみました。
(←クリックすると拡大されます。)
●瓦とは瓦は屋根葺き材料のひとつで、原材料の違いによって、粘土瓦、セメント瓦、石綿瓦、金属瓦などがあります。
また粘土瓦は製法によって、いぶし瓦(光沢のある灰色、または銀黒色)、釉薬(ゆうやく)瓦(陶器瓦。色は多様)、塩焼き瓦(釉薬瓦の一種。赤褐色)に分けられます。
また形式は、和瓦(日本瓦ともいう。三州瓦、石州瓦、淡路瓦など)と洋瓦(スパニッシュ瓦が代表的)があります。
カラーベストの特徴として、軽量で施工性がよい、色や形のバリエーションが多い、比較的安価である、といったことが挙げられますが、年数が経過すると、色落ちしたり、表面が劣化してきたりするうえ、本体には防水性能がほとんどなく、表面が劣化すると漏水する場合があります。
それに対し瓦は、耐久性に優れていますが、重量があり、衝撃によって割れやすい屋根材です。
また、カラーベストと比較すると高価です。
瓦は耐久性に優れ、ずれたりしない限り基本的にメンテナンスが不要で、たいへん長持ちしますが、カラーベストは15年もすると塗り替えが必要になってくるそうです。
塗り替え際には足場も組まなければならないので、かなりの費用を覚悟しなけらばならないそうです。
また、カラーベストは取付け釘の上に重なるように施行する為、部分的にとりはずすことが難しいし、重ね部分が大きいため、改修塗装の場合重なった下の材は塗装できないそうです。
ただし、
瓦が長持ちするというのはあくまで釉薬瓦のことで、セメント瓦ではカラーベストと同様に本体には防水性能がほとんどなく、年数が経過するとセメントの成分が取れて、色落ちしたり、表面が劣化してきたりします。
※釉薬(ゆうやく)とは、素焼の陶磁器や瓦の素地の表面にかけて光沢を出し表面を滑らかにするためのガラス質のものです。「うわぐすり」ともいいいます。
釉薬瓦はカラーベストと比較すると高価なのですが、後々のメンテナンスのことを考え合わせると、結局安くつく可能性もあります。
見た目もカラーベストよりも好きですし、できることなら少しムリをしてでも釉薬瓦にしておきたいところですが・・・
今回いただいた釉薬瓦の見積もりは、予想よりもかなり安い値段でした。
ありがたいことですが、
予想と予算は別物ですので、採用できるかどうかは、もう少し詰めた見積もりが出てからということになりそうです。
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